TENMA-GO-ZANKU

音ゲー、格ゲー愛好者の特撮の感想日記などなど

120.ダイレンジャー第49、50話(終)!!

どう見てもギャグな50年後の面々からの、何気に重たい戦いは終わらないエンド。

人は愚かであると。ロボの強化パーツかなんかに見えた大神竜も人がどうこうできる存在ではない、摂理であると。戦いは終わらないし、世界リセット装置も存在する。

泥人形が哀れでやたら怖い。しかもその謎を残して終わる。

 

気力だァァァ転身だァァァみたいなテンションはやはり各タイトルだけで、大団円!とはいかない複雑なラストでした。

 

ガラも泥人形(しかも中身は憎しみのみ)だったということで、孔雀は泥人形相手につけ狙ったり助けたりが茶番だったということに。既に大昇天した上にもう最終回だというのに孔雀の残念度がまた上がってしまった。

 

あとやっぱり保管してあったダイレンジャーバイクの意味は特になかったようだ。

 

全話視聴の思ひ出……

亮…

wikipediaによると、わざとザ・リーダーにしなかったそうな。その結果薄味レッドになってしまったのは残念。親父がかなりとんでもない存在だがこんなにもストーリーに関わらないとは予想外であった。あとガタイの良さは見事だった。

ダイゴ…

孔雀が残念すぎてラブロマンスがいまいち盛り上がらなかった。イケメンなのに。もらい事故。

将児…

典型レッド。将児回にハズレなし。3バカのラストはうっかりホロリきてしまった。孫が将児そのまま。

カズ…

目立たないが優しくとてもいい男。だがカメオとカップリングされてしまう。特徴的な麒麟拳を活かした戦闘をもっと見たかった。呪いの面が取れない回の、顔に血が滲んでるの怖すぎ。

リン…

なぜ中国人にしたし。やたら濃い爺ちゃんも終盤は来てくれなかった。

コウ…

メイン視聴者である小学生がヒーローに変身!小学生の星だ!みたいなのを想像してたけど、良くも悪くも年相応の子どもだった。つらい宿命を乗り越えたのはわかるが、阿古丸の方が遥かに可哀想だった。結局因縁の父を討つ…とかでもなかったし、もうちょっと見せ場が欲しかった。

阿古丸…

いちいち高笑いして強がるのが愛嬌あった。コウのライバルと見せかけて番組の癒やし枠。不幸な生い立ちに始まり、落石で二度死ぬ。せめて最期は母に抱かれてほしかった。とにかく不憫すぎる。

導師カク…

いい人なんですけどね。秘密主義すぎた。

気力…

魔法みたいな使い道もできるし、天○星奥義はブッとんでるものもあったが、トンチキすぎて肝心なときに使わねーのかよと思ってしまった。

大連王

カッコイイ。強い。良ロボ。牙大王に出番がとられてた時期は残念でならなかった。

シャダム…

序盤は3バカ感してたんだけどまさかラスボスとは… 絶妙に強くないし詰めも甘い。出世欲だけは本物だった。コウ、阿古丸が生まれた経緯辺りはなぜか全然触れなかった。亮の親子因縁もそうだったし、この番組は父子関係にあまり興味がないようだ。