TENMA-GO-ZANKU

音ゲー、格ゲー愛好者の特撮の感想日記などなど

205.SF6/ワールドツアー完走

クライマックスは恋しさとせつなさと心強さとをBGMに、ボシュと組んでドラマティックバトルで黒幕を倒す!

 

じゃないんかいーー!!!

 

バッドエンドやないか!

新人ファイターがいろいろあって成長するハッピーエンド王道ドラマでよかったんじゃないんけ!!

 

強さとは何か…って文言がもはや呪いのような後味の悪さになってる。

むしろ答えは最初から出てた。発売前のプロモ映像で既にルークが言っていた。

とはいえですよ。あの最終局面で主人公にはこれが俺の見つけた強さだ!ってなんらかの答えを示して欲しかった。

ボシュは不幸すぎるけど、それよりもあらすじからいってあれだけ戦って、旅して、友を失って……主人公自身の結論はなしというのが、虚無感。

JPの「君にとってこれは何だ?」という嫌味がまた刺さる。

(そうでなくても爆弾回避したろうが)ベルトを見にきてたから調べた→爆撃失敗はお前のせいだなぁの嫌味もひどい。

 

クリア後、ゲーム的にも強さを求める旅はまだ続くわけだがこんなにもワクワクしないとは。虚無感。

ボシュの生死だけでもなんとかならんかったのか…

 

発売日から毎日PS5を起動してせっせせっせと進めた。

自分としては快挙といえるプレー頻度だ。

エンディングまで22時間かかった。

これは個人的には長かったと思う。

初心者が始めるモード…という印象があったからか。

サクッとやって、アバターの身なり整えたりお話を堪能して他のモード遊ぶか、と思ったたら長かった。

まぁしかし、対戦相手を求めて終わりのない鍛錬を始める格ゲーマーにならないプレイヤーにとってはこれがメインのゲームになりえるわけで、そう思えばここにボリュームを込めるのも必要なことかな。

 

とにかく、格ゲーの家庭用での追加おまけモード、いわばアドベンチャーモードみたいのを過去見てきた身としては想像を遥かに超える出来でした。

開発者インタビューなどでも読んだが、本作にかける凄まじい熱意と意気込みを感じた。

 

↓その他感想

・おなじみの必殺技で道行く人をブン殴るのはシュールで面白い。革命

・師匠キャラの掘り下げ、街中で見られるストリートファイターファイナルファイトネタが面白い。世界観作りがちゃんとしている

・機械の敵強すぎ。ミサイルドローンが最強

・各部の性能重視で装備整えてでたらめなコーディネートになるの面白すぎる。妙に強い競泳水着が後半なかなか手放せなかった

・決勝戦のボシュ、いかにもな大振りな大技を連発してくるのでこれはアクションゲーム的にパターン覚えて攻略するやつだなと思ったら再戦不可か…

・道中の敵は9割スーパー頭突きで倒した

・いわゆるおつかいゲームで、特にわざわざ昼夜にしに行くとか面倒だが、ファストトラベルも外国移動も読み込み早い。ショートカットのボタンでマップやファストトラベル一覧をサッと出せるのも含めてかなり早い。PS1遊んできた世代からは信じられないテクノロジーだ。

・SAレベル3未習得で終わった。ゲージはあるのに。レベル2の習得段階に比べて遅すぎん…?