長らく「主題歌めっちゃ好きだけど観たことない勢」の私でしたが…
ここがスゴイぞギャバン①
ギャバンがとにかく強い!
滅法強い。毎度毎度、敵怪人は魔空空間でパワー3倍になりますと解説が入るが、それでも基本比じゃないレベルで強い。
例えるなら、戦闘力がギャバンは10、敵は3。3倍しても9。3倍でようやく太刀打ちしてるんじゃないかという実力差だ。
そもそも変身前から強い。観てるこっちも汗だくになりそうな大葉氏のアクション量である。しかも大して動きやすくもなさそうな衣装で。ステルス潜入シーンも印象に残る多さ。
ただでさえ強いのにコンバットスーツでもう無敵である。しかも中盤以降は便利すぎる蒸着ワープを多用。
これはドンホラーも正面からでは勝ち目がないぞ!とか言っちゃうのも頷ける。
ここがスゴイぞギャバン②
主題歌どころか挿入歌ほとんど串田アキラ!
自分のように串田アキラから入った層も安心である。毎回とにかく串田氏の歌声が響く。
しかもけっこう多用される。正直最近の仮面ライダー挿入歌は全然耳に残ってない。いやそもそも無いんか?
チェイス!ギャバンはイントロからして最高である。あいにく手持ちのいくつかの串田アキラベストには収録されてなかった為、CDをamazonでお買い求めしてしまうくらいには最高だ。
串田推しをしましたが、クセになるドルドルドルドルドルギランも好きですよ。
ここがスゴイぞギャバン③
必殺技が一貫している!
これは昭和とこんにちの特撮の風潮の違いではあるのですけどね。必殺技といえば一貫してギャバンダイナミックだった。
レーザーブレードBGMからの、この技を繰り出せば勝ち確!という安心感が半端ない。最終回のサンドルバ、キバ、ドンホラーまでも爆散KOしたのは流石である。
武器や必殺技がヒーローの代名詞なのはカッコイイ。最近の特撮は(営業的な大人の事情らしいが)武器も技も多すぎる。コレ!ってものがいまいち無い。仮面ライダーといえばライダーキック、というのももはや名残だ。
ただ、電子星獣ドルは強すぎて出番のやっつけ感がひどかった。
他、感想
・これも昭和特撮といいますか、大部分が特にストーリー展開のない時代劇スタイルだなーと思った。見逃しても問題ないよなーとか、退屈に思ってしまった
・特に好きではなかったはずが、居なくなって寂しさを味わうミミーとハンターキラー
・というかサンドルバがダサすぎてなぜ交代した??
・急にセンスが変わるラスト2話のタイトル。「マクー城襲来!父よ見ていてくれ、マクー最後の日」って感じではないのか。
・「学校から帰ったらぼくの家はマクー基地」は笑う。