かけ足なのかあえて語りすぎないのか…せわしい最終盤。
つまりなんなの??って思ってたら主題歌流れて容赦なく終わってしまった。
当時見たとき、たっくんがついに語った自身の夢はいやいや啓太郎のコピペやん!って自分の死期を見据えながらの冗談めいたものかと思ってたんですよ。
(のちの客演や20th新作の件はおいといて)
ラストのたっくんの掌、よく見えないので灰化が進んでるのか止まってるのかわからない。研究所でなにか打たれてるはずだが…
語りたがらないが自分は人間だし、迷い続けながら人間を守り続けてきたたっくんがようやく見つけた夢。
それは冗談のようにも聞こえるが、啓太郎の言葉を借りて「世界平和」であったと。
自信のなさから夢の守り人に徹してきたたっくんが見つけた答えだった、と今回は思った。
それはそうと最終盤まで大事なことを知ってはひとりで背負いこむモヤモヤ主人公でした。木場とは何でも腹を割って話せる相手になってほしかった。
当初今回555を見直した3つの目的について、結果…
①ドンブラザーズを描いた井上先生は素晴らしい!555脚本の再評価
世間の評価に違わぬドロドロ劇だった。急な場面転換や移動も目立つ。
あとこれは誰の都合かわからんけど、アクセルやブラスターの出番が気分すぎる。ストーリー面で敵を倒せなかったりてこずったせいで不幸に遭う、という流れも多いから尚「いや使えよ!」と思う。
②草加の再評価
スタンスの違いは別に問題ない。だけどいちいち嫌味を言いに来るのは本当に嫌な嫌な嫌な奴。
ブレない姿は強い男だった。オルフェノクは敵!と揺るがない姿勢だったがたっくんや木場、海堂の正体知っても即コロス!しないので一応の分別や理解は見られた。
しかし後半になっても主人公と仲良くならないどころか、嫌味を言ったり自分の都合で人をだましたり…屈指の異例2号ライダーである。
③木場の再評価
ブラック社長化してから、たっくんにはまだ友人のようにこちら側に来い!と言ってるが、反面たっくんをモルモットにするよう指示してて怖い。
「善人だが環境が可哀想すぎた」「悪人性はもともと持ってた」などとネットの評価が様々で面白い人なのですが
やはり善人だったと思う。結局衝動的に人をコロったり、環境で絶望したり、そこに「オルフェノクの力」は関係なくてどこまでも人間くさい感情だった。ラストで三原が結論づけた通りだったと。
もっと早くたっくんとわかりあっていれれば全然違った。これに関してはやはりペテン草加、表面の態度が悪すぎる海堂、つまらない結花ちゃんが悪い。あなたたちの罪は…重い